2015年2月21日土曜日

明日が今日と同じとは限らない 2.21 橈骨神経麻痺 〜あれから3年〜



2012年2月21日


あれからもう3年の月日が経つ






3年前の今日


右手首先が神経麻痺によって全く動かなくなった


病名は「橈骨神経麻痺」(とうこつしんけいまひ)


初めの診断で医師は「完治するとは断言できない」と言った


結果完治はしたのだが


その期間、実に4ヶ月






フツーなら解雇級なのに会社に居させてくれた小美濃社長


僕のお客様もカバーしてLoLonimocの営業を維持してくれた白井さん


後輩たちの中には ”ざけんなガイコツ野郎!勝手に怪我しやがって!ハゲ!” と思われても仕方なかった (僕の想像で事実ではありません)





とにかく皆に申し訳ない気持ちと


いつ完治するか分からない不安、というか絶望感は


二度とごめんだし、


本当に皆に感謝している






ほとぼりなんて冷めないがここで一つ


「橈骨神経麻痺」とはなんなのかということについて皆に知ってもらいたいと思う


初めて聞く人も多いかもしれないが


神経麻痺の中では比較的ポピュラーな症状らしい






誰でもなる可能性がある症状だ


脅かしてるわけじゃない


知らないと本当に恐怖しかないからだ


そして事故による断裂でない限り治る








簡単にいうと手首から先が動かなくなる


痛みはない


原因は上腕の圧迫が多い(交通事故などによる断裂によるものもある)





橈骨神経は、首から脇の下を通り、上腕をらせん状に巻くように


親指と人差し指の間に向かう神経


状況としては、


電車のてすりに脇を挟んで寝てしまったり、

腕枕をしたまま寝てしまったりしてなるので


別名ハネムーン症候群とかサタデーナイト症候群とか言われる(僕は単独事故ですよ!)






結果こうなる




症状まとめ
一、手の甲がシビレます。
二、感覚の障害より、筋肉の麻痺が多い。
三、手首を反らす筋肉がうまく動かないため、指を曲げる筋肉は麻痺していないのに、ものをうまく握れない。
四、感覚の麻痺は、親指と人差し指の付け根を延長して出来る、手の甲の三角形の小さな部分だけに起きるのが特徴です。





握力ゼロ、手首が上に上がらない




そう、



美容師として致命的です






初診のあと電話した先の小美濃社長の神対応を忘れない




僕「あ、あの、、、あの、小美濃社長、、、右手が、、、」



社長「え?なにどうしたの?」



僕「右手が動かなくなっちゃいました、、、」



社長「じゃ左手でやればいーじゃんwww」








社長ジョーダンじゃないんです!本当なんです!




社長「え?w」







それから4ヶ月間鍼灸治療が良いということで


都内の鍼灸治療で、橈骨神経麻痺の症例をあげているところを探しまくった


新橋と千駄木の2箇所へほぼ毎日通った








写真は新橋での鍼灸治療中


鍼を10箇所打ってそこへ電気をビビビッ










普段何気なく動かしている自分の体は


いろんな筋肉や関節が複雑に均衡してなせる技なのだと思い知った


一番難しかったのは歯磨き、


一番食べにくかった食べ物は牛丼だ







今自分の右手に目をやると


五本の指が自分の意志通りにPCのキーを押している


橈骨神経麻痺になる前となった後ではまるで感じ方が違う





明日が今日と同じとは限らない


心身ともに健康だというのはとても奇跡的な事なんだ


歩道をキチンと歩いていたって、


事故にあうなんてこと


自分には起きないなんて思わなくなった


今日が来るたびに思い出す










あの時の自分の無責任と不注意さ


スタッフみんなへの感謝


生きていることが奇跡の連続だということを










最後に、、、



深酒は気をつけろ!


ちゃんとベットで寝ろ!




以上






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